手をつなぐこひつじの会
本会は山陰地区のキリスト教会内でのハラスメント問題(パワーハラスメント、セクシャルハラスメント、信仰による虐待など)の問題について、キリスト教教派を超えて、その相談窓口として開設されましたサイトです。
2016年11月12日土曜日
2016年7月9日土曜日
サイトのご紹介
このたび、私たち手をつなぐこひつじの会が支援してきました、松江市内で起こった事件の被害者の方が、個人的にその事件について紹介するブログを作成されましたので、ここでそのURLをご案内します。
http://peacechurch.diary.to/
2016年7月4日月曜日
カンパの御礼
カンパの御礼
この度、「手をつなぐこひつじの会 主催~被害者支援の会~」にお越しいただいた皆様、本当にありがとうございました。
当日は講演や発表に熱心に耳を傾けて頂き貴重なご意見も賜りまし た。
また会の場で支援のためのカンパをお願いしましたがたくさんの方にご協力頂きました。
会場でのカンパいただいた金額は19,000円でした。
今後の活動のために大切に使わせて頂きます。
今回のような講演等は、本会として初めて行い、 山陰地方のほとんどの教会に案内状を送らせて頂きました。その為、新しく参加して頂いた方も多く、この一日を通して多くの出 会いがありましたことを感謝いたします。
この度、「手をつなぐこひつじの会 主催~被害者支援の会~」にお越しいただいた皆様、本当にありがとうございました。
当日は講演や発表に熱心に耳を傾けて頂き貴重なご意見も賜りまし
また会の場で支援のためのカンパをお願いしましたがたくさんの方にご協力頂きました。
会場でのカンパいただいた金額は19,000円でした。
今後の活動のために大切に使わせて頂きます。
今回のような講演等は、本会として初めて行い、
2016年6月24日金曜日
裁判結果のご報告とご挨拶
以下は、今回、松江で行われた牧師のハラスメントを訴えた裁判の原告の方からの報告と挨拶です。
ーーー本文ーーー
6月23日は今は亡き夫の命日です。わたしの夫は今から8年前に、無念の想いに目を見開いたまま、涙を流しながら入院先の病院のベッドで息を引き取りました。
過日、5年にわたって続いた裁判が終わりました。裁判所の判決は原告側の訴えを棄却するということで全く納得いくものではありませんでした。 個人的には「理不尽極まりない」という一言ですが、この五年間、亡き夫が訴えたかった想いを側で支えてきたわたしが、裁判で夫の代弁をさせていただきました。
しかし、こうした事柄は、今日なお多くのキリスト教会で見受けられることでもあります。その意味で、控訴することはしませんが、わたしたちと同じ悲しみを経験する人たちが二度と起こらないためにも、別のかたちで声を上げ続けていきたいと考えております。
特に、これまでの裁判中において、色々なかたちで支えてくださった方々に、この場をお借りして篤く御礼を申し上げます。
今回の裁判のために色々な相談やご助力いただいた多くのキリスト教会の先生方がありました。また、自死遺族自助グループ・しまね分かち合いの会・虹の方々にも色々とお世話になりました。また、この出来事について新聞社の方々にも色々と話を聞いて頂いたり、資料を送っていただいたりと色々と助けていただきました。
また、裁判の傍聴のために島根・鳥取両県からお出でくださったり、遠くは福岡県からも駆けつけてくださる方がありましたことは、本当に心の支えになりました。
たくさんの心ある誠実で慈愛に満ち溢れた多くの方々のご支援があったからこそ、今日まで裁判を続けることができました。心から感謝申し上げます。
また、今回の裁判について、わたくしの弁護についてくださった安田弁護士、水田弁護士からのコメントを以下にご紹介します。
・判決が教会の運営のあり方について全くふれていないのがおかしいと思います。
今回の裁判が五年近くもかかったのは教会の内部で起こった特殊性のある事件であったため、裁判所も慎重に扱わざるを得なかった為ではないかと思います。
・これに加え、類似の事件がほとんど無かった事も、これ程の年月を要したのだと察しています。
また、支援者の方々が毎回多数傍聴をしていただいていたので、今回の事件の重要性を裁判官が察してくださったのではないかと思います。
・弁護士として40年近く、この仕事に携わってきましたが、原告側から提出された陳述書を被告側が陳述書を作成して下さった方々に働きかけて書き直させた例は、今回の裁判が初めてです。
ーーー本文 以上ーーー
わたしたち手をつなぐこひつじの会は、これからも山陰両県におけるキリスト教会内に起こる様々なハラスメントについて、そうした被害者の方が起こらないよう、また被害者の方々のサポートを続けてまいります。
ーーー本文ーーー
6月23日は今は亡き夫の命日です。わたしの夫は今から8年前に、無念の想いに目を見開いたまま、涙を流しながら入院先の病院のベッドで息を引き取りました。
過日、5年にわたって続いた裁判が終わりました。裁判所の判決は原告側の訴えを棄却するということで全く納得いくものではありませんでした。 個人的には「理不尽極まりない」という一言ですが、この五年間、亡き夫が訴えたかった想いを側で支えてきたわたしが、裁判で夫の代弁をさせていただきました。
しかし、こうした事柄は、今日なお多くのキリスト教会で見受けられることでもあります。その意味で、控訴することはしませんが、わたしたちと同じ悲しみを経験する人たちが二度と起こらないためにも、別のかたちで声を上げ続けていきたいと考えております。
特に、これまでの裁判中において、色々なかたちで支えてくださった方々に、この場をお借りして篤く御礼を申し上げます。
今回の裁判のために色々な相談やご助力いただいた多くのキリスト教会の先生方がありました。また、自死遺族自助グループ・しまね分かち合いの会・虹の方々にも色々とお世話になりました。また、この出来事について新聞社の方々にも色々と話を聞いて頂いたり、資料を送っていただいたりと色々と助けていただきました。
また、裁判の傍聴のために島根・鳥取両県からお出でくださったり、遠くは福岡県からも駆けつけてくださる方がありましたことは、本当に心の支えになりました。
たくさんの心ある誠実で慈愛に満ち溢れた多くの方々のご支援があったからこそ、今日まで裁判を続けることができました。心から感謝申し上げます。
また、今回の裁判について、わたくしの弁護についてくださった安田弁護士、水田弁護士からのコメントを以下にご紹介します。
・判決が教会の運営のあり方について全くふれていないのがおかしいと思います。
今回の裁判が五年近くもかかったのは教会の内部で起こった特殊性のある事件であったため、裁判所も慎重に扱わざるを得なかった為ではないかと思います。
・これに加え、類似の事件がほとんど無かった事も、これ程の年月を要したのだと察しています。
また、支援者の方々が毎回多数傍聴をしていただいていたので、今回の事件の重要性を裁判官が察してくださったのではないかと思います。
・弁護士として40年近く、この仕事に携わってきましたが、原告側から提出された陳述書を被告側が陳述書を作成して下さった方々に働きかけて書き直させた例は、今回の裁判が初めてです。
ーーー本文 以上ーーー
わたしたち手をつなぐこひつじの会は、これからも山陰両県におけるキリスト教会内に起こる様々なハラスメントについて、そうした被害者の方が起こらないよう、また被害者の方々のサポートを続けてまいります。
2016年6月2日木曜日
手をつなぐこひつじの会主催セミナー・例会を行いました
2016年5月30日14:00から、手をつなぐこひつじの会・主催のセミナーと例会を開催しました。
まず、セミナーに先立って、手をつなぐこひつじの会・世話人から、会を代表して挨拶と、手をつなぐこひつじの会の主旨について説明がありました。
それに続き、(宗)日本ナザレン教団 出雲教会 牧師の永野健一氏より、「キリスト教会におけるハラスメントについて」と題して、ハラスメントの仕組み、様相、ハラスメントの予防についての発表がありました(発表資料については、後日、このサイトにて公開します)。
なお、永野健一氏による発表に対して、参加者からの質問・意見がなされ、こうしたキリスト教会におけるハラスメントの相談窓口としての第三者機関の重要性などが出されました。
その後、今回の裁判における被害者遺族の方から、これまでの経緯についての説明や裁判にかけた想いが語られました。
そして手をつなぐこひつじの会・相談役であり、また宗教トラブルセンター代表・村上 密氏から、「教会と裁判」、「クリスチャンの自死」についての発表がありました。
要点をかいつまんで説明しますと以下のとおりです。
・カルト化したキリスト教会においては「裁判」に訴えることが宗教的禁忌であると教えられる。
・教会の中に求められるそうした事柄を正し、和解することがキリスト教界において軽視されてきた歴史があり、今日のキリスト教会において、そうしたことをキチンと行えるところは皆無である。
・キリスト教においては「自死」が、上記と同様に宗教的禁忌として理解され、被害者であるにも関わらず、むしろ「その人が罪を犯した」というふうに誤解されている。また、そうした自死者を出した家族に対して、周囲が差別的な扱いをすることがあり、自死についての正しい理解がキリスト教界に限らず急務である。
セミナーの出席者は20余名でありましたが、クリスチャンの方だけでなく、一般の方の参加、また自死遺族の方の参加もあり、予定した2時間は思いのほか早く終了した感を受けました。
なお、セミナー終了後、手をつなぐこひつじの会の例会を別室にて行い、各個の近況について、また色々と意見を交わすひと時となりました。
手をつなぐこひつじの会は、今後も山陰両県における、ハラスメント問題の被害者に寄り添い、心に傷を負った方々が安心して生活することができるようこうした啓発活動を含めて行っていきたいと思います。
まず、セミナーに先立って、手をつなぐこひつじの会・世話人から、会を代表して挨拶と、手をつなぐこひつじの会の主旨について説明がありました。
それに続き、(宗)日本ナザレン教団 出雲教会 牧師の永野健一氏より、「キリスト教会におけるハラスメントについて」と題して、ハラスメントの仕組み、様相、ハラスメントの予防についての発表がありました(発表資料については、後日、このサイトにて公開します)。
なお、永野健一氏による発表に対して、参加者からの質問・意見がなされ、こうしたキリスト教会におけるハラスメントの相談窓口としての第三者機関の重要性などが出されました。
その後、今回の裁判における被害者遺族の方から、これまでの経緯についての説明や裁判にかけた想いが語られました。
そして手をつなぐこひつじの会・相談役であり、また宗教トラブルセンター代表・村上 密氏から、「教会と裁判」、「クリスチャンの自死」についての発表がありました。
要点をかいつまんで説明しますと以下のとおりです。
・カルト化したキリスト教会においては「裁判」に訴えることが宗教的禁忌であると教えられる。
・教会の中に求められるそうした事柄を正し、和解することがキリスト教界において軽視されてきた歴史があり、今日のキリスト教会において、そうしたことをキチンと行えるところは皆無である。
・キリスト教においては「自死」が、上記と同様に宗教的禁忌として理解され、被害者であるにも関わらず、むしろ「その人が罪を犯した」というふうに誤解されている。また、そうした自死者を出した家族に対して、周囲が差別的な扱いをすることがあり、自死についての正しい理解がキリスト教界に限らず急務である。
セミナーの出席者は20余名でありましたが、クリスチャンの方だけでなく、一般の方の参加、また自死遺族の方の参加もあり、予定した2時間は思いのほか早く終了した感を受けました。
なお、セミナー終了後、手をつなぐこひつじの会の例会を別室にて行い、各個の近況について、また色々と意見を交わすひと時となりました。
手をつなぐこひつじの会は、今後も山陰両県における、ハラスメント問題の被害者に寄り添い、心に傷を負った方々が安心して生活することができるようこうした啓発活動を含めて行っていきたいと思います。
2016年5月24日火曜日
手をつなぐこひつじの会 集会のご案内
先にご案内しました「手をつなぐこひつじの会」の詳細を以下にご連絡します。
日時:2016年5月30日 14時開始(受付:13時40分より)
場所:松江テルサ 4F 中会議室
---プログラムーーー
14:00~ 手をつなぐこひつじの会 世話人挨拶
「教会におけるハラスメントについて」
(宗)日本ナザレン教団 出雲教会
牧師 永野 健一
14:30~ 「本裁判に至る経緯説明」及び
「手をつなぐこひつじの会」紹介
15:00~ 「わたしの体験と裁判への想い」
~被害者遺族の方による本裁判の体験と裁判への想いの告白~
15:30~ 宗教トラブルセンター 代表 村上 密 牧師講演
「教会と裁判」
「クリスチャンの自死について」
16:40~ 手をつなぐこひつじの会
16:50 閉会
---------------
なお、当日、御車でのご来場の方は以下の駐車場をご利用ください。
松江テルサ 駐車場・料金案内図
フクシマ第一モータープール
フクシマ第二モータープール
フクシマ第三モータープール
日時:2016年5月30日 14時開始(受付:13時40分より)
場所:松江テルサ 4F 中会議室
---プログラムーーー
14:00~ 手をつなぐこひつじの会 世話人挨拶
「教会におけるハラスメントについて」
(宗)日本ナザレン教団 出雲教会
牧師 永野 健一
14:30~ 「本裁判に至る経緯説明」及び
「手をつなぐこひつじの会」紹介
15:00~ 「わたしの体験と裁判への想い」
~被害者遺族の方による本裁判の体験と裁判への想いの告白~
15:30~ 宗教トラブルセンター 代表 村上 密 牧師講演
「教会と裁判」
「クリスチャンの自死について」
16:40~ 手をつなぐこひつじの会
16:50 閉会
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なお、当日、御車でのご来場の方は以下の駐車場をご利用ください。
松江テルサ 駐車場・料金案内図
フクシマ第一モータープール
フクシマ第二モータープール
フクシマ第三モータープール
2016年5月14日土曜日
手をつなぐこひつじの会 集会を開催します
来る2016年5月30日(月)午後2時より、JR松江駅 北口すぐの「松江テルサ」4F 中会議室において以下のとおり、今回の松江市における牧師を訴えた裁判についての集会を持ちます。
なお、当日は手をつなぐこひつじの会・相談役の村上 密牧師を講師に講演会、また記者会見も予定します。
また、今回の裁判について、村上牧師のブログ上において更なる情報を公開していきたいと考えております。
~~~注意事項~~~
記者会見は関係者以外は参加できません。
~~~ ~~~
なお、当日は手をつなぐこひつじの会・相談役の村上 密牧師を講師に講演会、また記者会見も予定します。
また、今回の裁判について、村上牧師のブログ上において更なる情報を公開していきたいと考えております。
~~~注意事項~~~
記者会見は関係者以外は参加できません。
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