【カルト教会をどのようにして見分けるのか?】
「普通の教会」と「カルト化している教会」とをどのように見分けることができるのか?
実は、この問いは非常に難しく、一概に「こうだ」というふうに定義づけることができません。
ただし、こうした問題のある教会のひとつの傾向としては「キリスト教伝道の方策に熱心」という事が挙げられると思います。もちろん、誤解のないように記したいと思いますが、決して「伝道熱心な教会はすべてカルト」という事ではありません。
たとえば、「吉祥寺の森」といったサイトでカルト教会として挙げられているキリスト教教会がありますが、こうした教会に共通する点をあげていけば、「あの手この手で信者を獲得しよう」「あの手この手で献金を集めよう」という事例が多いのです。なぜなら、「教会員数の増加」「献金の増加」「立派な教会を建設する」というようなことが目で見える形の「その教会の伝道の成功」の証明になあるからです。
そして、そうした教会は、さまざまな「伝道手法」によって「急成長する教会」であり、当然、全年齢的ではなく、「教会の年齢構成が比較的若い人たちが多い」というような事があるのです。
しかし、こうした事も必ずしも全てに共通するわけではなく、実際問題としては、直接、中に入って様子を見てみないことには何とも言いようがないというところでしょうか。
でも、どうしても直接行かずに、どうにかして知りたいということであれば、先の「吉祥寺の森」や「Yahoo!知恵袋」とかで、「~教会はカルトでしょうか?」と訪ねてみると良いかも知れません。もちろん、そこでの答えがすべて正しいとも言い切れませんが、ある程度の傾向は分かるかもしれません。
信仰生活は、それこそ人生における貴重な時間を費やすわけですから、一つの目安として、その教会の礼拝に出てみて、自分が落ち着ける教会が良いのではないかと思います。
そうではなく、教会に行くとエネルギーを吸い取られ、肉体的にも精神的にもヘトヘトになって教会から帰ってくるような場合は、結局、信仰生活として長続きしませんからお勧めしません。